🌏アジア太平洋5カ国 – 研究室メンバーが見た現地レポート総まとめ

東京電機大学電子システム工学科の皆さん、こんにちは!

今回は、当研究室で実施してきた国際交流活動を通じて得られた、アジア太平洋地域5カ国(インドネシア、フィリピン、マレーシア、シンガポール、オーストラリア)の現地情報を総まとめでお届けします。研究協力、学会参加、現地調査など様々な機会を通じて蓄積された情報を、これから海外を目指す皆さんのために整理しました。

📊 5カ国の基本情報

今回ご紹介する5カ国は、それぞれ独自の特徴を持っています:

  • インドネシア(約2億7,700万人/平均年齢31歳):世界最大の島嶼国家で17,000以上の島から成り、多様な文化と豊富な天然資源を持つ
  • フィリピン(約1億1,500万人/平均年齢26歳):7,000以上の島々からなる群島国家で、豊かな自然と強い英語教育が特徴
  • マレーシア(約3,300万人/平均年齢30歳):多民族国家で豊かな自然資源と急速な経済発展が特徴
  • シンガポール(約590万人/平均年齢42歳):小さな都市国家ながら世界有数の金融・商業ハブであり、高度に発展した多民族社会
  • オーストラリア(約2,600万人/平均年齢38歳):広大な大陸国家で、独自の生態系と高い生活水準を持ち、鉱物資源が豊富

🎓 研究室の国際交流活動から見えてきたこと

「百聞は一見に如かず」の重要性

マレーシアでの異文化体験を通じて、現地でしか得られない貴重な経験があることを実感しました。

「英語が話せる」ことと「世界を理解する」ことの間には、実はグランドキャニオンほどの深い溝があるのかもしれません。

教科書や論文だけでは分からない、現地の研究環境や文化的背景を理解することで、より深い国際協力が可能になります。

 

🇮🇩 インドネシア – バンドン工科大学との研究協力

  • 現地の特徴:バンドン工科大学(ITB)と共同研究。パーム油廃棄物のスーパーキャパシタ開発(環境技術×電子分野)。

  • 移動・生活:ジャカルタ~バンドン新幹線”Whoosh”開通。レンタカーも便利。

  • 研究施設:最先端の測定装置、国際的な研究者多数。

  • 現地体験:「百聞は一見に如かず」。現地文化・バイオマス産業を体感。

 

🇵🇭 フィリピン – 電子工学の実践フィールド

  • IT拠点&若い学生が多い

  • 電子部品調達:ギルモアITセンター、e-gizmoなど専門店豊富。日本未入手品もあり。

  • 大学事情:フィリピン大学は英語教育・少人数制、国際学会も多い。

 

🇲🇾 マレーシア – 最も詳細な現地情報

  • 多民族・多文化:マレー、中華、インド系。生活様式が混ざり合う独自性。

  • マレーシア工科大学(UTM)キャンパス:施設充実、学内ホテル、食堂多数。アプリ活用推奨。

  • 生活のコツ

    • 必須アプリ:Grab(配車)、Touch’n Go(決済)、Waze(交通)

    • 金銭・治安管理、住居補修、虫除け対策、飲料水・洗濯事情

  • 文化体験:ラマダン文化体験やチャイニーズニューイヤー、ドリアン初体験など。

 

🇸🇬 シンガポール – ビジネスと観光の拠点

  • 主要スポット:チャンギ国際空港、「がっかりライオン」、マリーナベイ・サンズ。

  • グルメ:バクテー(豚肉スープ)や最高級ドリアン。

  • 入国手続き:SG Arrival Cardの事前申請を!

  • 教育・研究:アジア屈指の学際拠点、英語環境で多国籍学生と交流。

 

🇦🇺 オーストラリア – 研究と電子工作の融合

  • 大学紹介:メルボルン大学「メルボルンモデル」やSpark AI活用事例。

  • 電子部品調達:Jaycarは日本の秋葉原のようなパーツパラダイス。英語で商品の相談も実践的。

  • 交通と暮らし:空港~市内バス、トラム(路面電車)の活用。安全・生活情報も重要。

 

💡 現地経験から得られた実践的アドバイス

  • 視野が広がる…異文化交流・他国の研究スタイルに直接触れることで、自分の研究や将来像も変わる。

  • 生活術…衛生・治安・金銭・人間関係も、現地体験者ならではのノウハウが満載。

  • 「英語が話せる」より「行動できる」が大事。論文・学会だけでなく、現地で粘り強く、柔軟に情報収集!

 

🚀 まとめ – グローバルな視野を持つエンジニアへ

海外経験の重要性について:

「日本にいては得られないものや、日本にいてはできないことがある」

  • 研究室の国際交流活動で学んだ「現場主義」と多様性は、どこでも通用するスキルになる!

  • 留学や国際共同研究は「英語+現地理解+専門力=無限の可能性」。

  • まずは短期の学会参加や共同研究からスタート、自分の価値観を「世界基準」にアップデートしよう。

国内にいては得られない発見。世界には実物以上の『現場』が広がっています!

 

📚 詳細情報リンク集

より詳しい情報は、以下の個別記事をご参照ください:

インドネシア関連

フィリピン関連

マレーシア関連(充実の情報量)

シンガポール関連

オーストラリア関連

全般

 

 

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