TDU Agora 86号特集!”異文化”で色々と世界が開く

📢 TDU Agora 86号に研修記事が特集されました
このたび、東京電機大学広報誌『TDU Agora 第86号』にて、マレーシア工科大学(UTM)での研修・研究活動が特集されました。現地では、環境負荷低減型プラスチックの開発や水処理実験装置の改良、国際学会RCOM2024での招待講演など、様々な分野で研究し多くを学ぶことができました。
さらに生活面でも大きな発見がありました。家族とともに現地の保育現場を見学・体験することで、多民族社会だからこそ生まれる柔軟な保育や教育のスタイル、ITを駆使した「見える化」の試み、多様性を尊重する雰囲気、そして「とりあえずやってみよう」という前向きでフットワークの軽い文化に直に触れました。
滞在中には、現地の伝統衣装(バジュ・メラユ/バジュ・クルン)も体験し、祝祭や園行事に参加。民族衣装は通気性が良く鮮やかで、着ていることで自然と現地の人々と打ち解け会話が始まる大きなきっかけとなりました。「文化を尊重する」ことが相互理解や信頼の扉を開く──まさに実感した瞬間でした。
また、現地保育の現場では、全教室のCCTVとアプリ連携による「保育の見える化(透明性)」が徹底されており、これは日本の保育現場にも示唆を与えるものでした。一方でプライバシーや制度運用の課題など、バランスを考慮する大切さも学びました。
異文化での研究・教育活動、そして家族を通じた国際体験のプロセスは、研究室運営や今後の人材育成へのヒントと刺激に富んでました。
詳細や現地体験の具体的なエピソードは、本誌TDU Agora 86号(PDF)をご覧ください。
学生・保護者・研究者の皆さんにも、ぜひ現地レポートの“多様な教育や価値観、文化に触れるきっかけ”になれば幸いです。