有機蛍光体の研究と最近のAIチャットボット
ついに私も最近になり、PayPayを使い始めるようになりました。クレジットカードを登録するのは抵抗があったので、大学近くのゼブンイレブンでその都度チャージして使用しております。これで50×嵐な先生と割り勘ということになっても1円単位で瞬時に送金できます!脱”どんぶり勘定”ですね!
加えて、先日ですが、共同研究で行った研究成果をプレプリントであるchemrexivにひとまず投稿しました。カルバゾールというベンゼン環と窒素を組み合わせた材料を少しアレンジした材料の蛍光体としての特性を研究したものです。現在、本論文は査読中です。
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カルバゾール
https://labchem-wako.fujifilm.com/jp/product/detail/W01W0103-2182.html
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学科は異なりますが、応用化学科で有機合成を専門とする博士後期課程の学生さんと一緒に行った研究です。
Synthesis and Optical Characterization of Phosphorus-containing Aryl Carbazole Derivatives | ChemRxiv https://t.co/16KIhcAhNP
— 電子・光機能材料研究室 (@TDUoptmaterLab) March 11, 2023
プレプリントに投稿したことはこれまでなかったのですが、競争が激しい分野ですと自身の論文が査読中に、競合の研究室に類似の論文が公開されてしまった、という案件があるため最初にプレプリントに投稿する場合があるそうなので、今回はそれにあわせてました。
最近はWebで学術論文も投稿されやすくなり、インターネットサービスも非常に便利になっております。最近ですと、良いか悪いか別にしてChatGPTによりレポート作成もAIが代理で行ってくれるようになっております。
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ChatGPT
https://openai.com/blog/chatgpt
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そうそう、実際にレポート作成する際にはきちんと細部まで考察してください。
やはり詳しいところは対応してくれないようです。
そして、画像作成もScribble Diffusionを使えばそれっぽい画像ができあがります。
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Scribble Diffusion
https://scribblediffusion.com/
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今回の有機蛍光体っぽい画像もこちらで作成してみました。
こうやって複雑なことが色々できると、やはり必要最小限のレイアウトでシンプルなプレゼンテーション資料を練ってねって作成するスキルが重要になってくるんだと思います。AIの得意なところを活用して、生産性を上げていきたいと思います。
今週末は卒業式です。電子システム工学科のメンバーには是非胸を張って社会に羽ばたいていってもらいたいと思います。