マレーシア留学物語：多民族国家での暮らしと異文化理解
こんにちは、電大太郎です。僕は今、マレーシアの大学に留学中の大学生。日本とはだいぶ違う環境に、最初は戸惑うこともありましたが、今ではすっかりマレーシアの生活に慣れました。今日は、マレーシアでの暮らしぶりと、この国ならではの文化の多様性について、皆さんにお話ししたいと思います。
マレーシアの人々の優しさ、子供や老人への接し方
個人としてみるとマレーシアの人々は本当に優しいです。特に、子供や老人に対する接し方は、とても温かく感じられます。街中で見かける光景ですが、子供たちが年配の方に話しかけると、その方たちは優しい笑顔で応対し、時には一緒に遊ぶ姿も。また、キャンパス内でも、小さい子供たちが歩いている姿をよく見かけます。皆そんな子供たちを温かく見守っています。
僕が通うキャンパス内では、小さい子供たちが歩いている姿をよく見かけます。マレーシアの人々の優しさや、子供・老人への接し方について、参考になりました。休憩時間には、彼らに話しかけて一緒に遊んだりしています。まるで、ハロハロおじさんみたいですよね（笑）
治安の注意点：ひったくりや車上荒らしに気を付けて
一般人による凶悪犯罪は少ないのですが、ひったくりや車上荒らしなどは起きているので注意が必要です。僕は、普段からカバンを持ち歩かず、必要なものはポケットに入れるようにしています。周囲に警戒を怠らず、会話に夢中になりすぎないことも大切。特に、バイクのエンジン音がしたら要注意。ひったくりは、バイクに乗った2人組みで行われることが多いんです。
車に乗っている時も注意が必要！周りに怪しい人がいないか確認し、車から降りたらすぐに目的地まで移動します。車内には貴重品を残さないよう、気を付けましょう。
万が一、被害に遭ってしまった場合は、近くの警察署でPolice Reportを作成します。自分の身は自分で守る、という意識を常に持っておくことが大切ですね。
多民族国家マレーシアで配慮したいこと
マレーシアは、マレー系、中華系、インド系など、様々な民族が共生する多民族国家です。それぞれの民族によって、宗教や習慣が異なるため、相手の文化を理解し、配慮することが大切です。2023年7月時点において、70.1%がマレー系（ブミプトラ）、22.6%がチャイニーズ系、そして6.6%がインド系、という構成です。
マレー系の方々へ
– 物の受け渡しは右手で。左手は不浄の手とされています。
– マレー系の方々は、イスラム教徒が多いです。彼らは1日に5回、決まった時間にお祈りをします。
午前6時頃（Subuh）
午後1時頃（Zohor）
午後4時頃（Asar）
午後7時半頃（Maghrib）
午後8時半頃（Isyak）
– 毎週金曜日は、男性がモスクでお祈りをします。
– 人やものを指す時は、親指を使いましょう。人差し指は無礼に当たります。
– 子どもの頭は、なでないようにしましょう。
中華系の方々へ
– レストランなどでは、年長者や招待した方が費用を負担します。割り勘の文化はありません。
– 食事の際は、お茶碗以外のものは持たないようにしましょう。スープを飲む時は、レンゲを使います。
– 数字の「4」は縁起が悪いとされ、「8」は繁栄を意味します。贈り物を選ぶ際は、注意しましょう。
インド系の方々へ
– マレー系の方々と同様、物の受け渡しは右手で行いましょう。
– ヒンズー教徒の方にとって、牛は神聖な動物です。ビーフを提供してはいけません。
– こちらも、子どもの頭をなでることは避けましょう。
マレーシアでの留学生活は、異文化理解の連続です。相手の文化や習慣を尊重し、配慮することで、きっと素晴らしい交流ができるはず。時には戸惑うこともあるかもしれません。でも、そんな経験もきっと、あなたを大きく成長させてくれるはずです。僕自身、マレーシアに来た当初は、右も左もわからず、不安でいっぱいでした。でも、現地の人々の温かさに触れ、多様な文化に飛び込んでいくうちに、世界が広がっていくのを感じました。今では、この経験を生かして、もっとグローバルに活躍できる人材になりたいと思っています。
皆さんも、社会人になってからでもいいので、ぜひマレーシアに来てみてください。このブログを読んで、少しでもマレーシア留学に興味を持ってくれたら嬉しいです。最初は不安かもしれません。でも、一歩踏み出す勇気さえあれば、OKLah!。きっと素晴らしい経験があなたを待っているはず。多様性に富んだこの国で、かけがえのない思い出を作ってください！僕という一例からもわかる通り、留学は人生を変える転機になり得ます。新しい世界へ飛び込む楽しさ、自分自身の可能性の広がりを、ぜひマレーシアで体験してみてください！皆さんとマレーシアのどこかで、お会いできる日を楽しみにしています！
