社会人インタビューvol.9。総合印刷会社(品質保証)編
今週でほぼ後期が終了となります。また年明けに電子システム工学科のメンバーとお会いできることを楽しみにしております。
年末最後のおお仕事としてふるさと納税もなんとか終えることができ、これで新年を迎えることができそうです。
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ふるさとチョイス
https://www.furusato-tax.jp/?header
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電子システム工学科の卒業生も住民税と所得税を納めるようになったら検討してみてください。
1年生はワークショップのFAX製作、2年生は電磁気学の試験も完了し、3年生はアンプ製作の品評会も完了しました。アンプついでで恐縮ですが、オープンキャンパスのプラズマ展示を追加する過程で、プラズマスピーカーを検証していました。
詳細はプラズマ工学レビューで別途解説しますが、電磁石で板を振動させ空気を振動させ音を生成するスピーカーと異なり、非常に高い電圧をかけて、空気をプラズマ化させた際に周囲の空気を圧縮させることで音を生成するプラズマスピーカーですが、大内先生から引き継いだテスラコイルは触ったら危険なのですが、これならコンパクトかつ多少は触れるのでオープンキャンパスの展示で使えそうです。ただし、周囲にスマホをおかれるとやっかいなので注意が必要ですね!
そんな年末でしたが、またしても卒業生が後輩を叱咤激励したいということで研究室で3年生用のイベントを開催しました。
2022年卒の寉田柚希さんにオンラインで話してもらいました。現在、総合印刷会社として有名な凸版株式会社のエレクトロニクス事業で品質保証としてご活躍されております。
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凸版株式会社
https://www.toppan.co.jp/
凸版株式会社(採用ページ)
https://www.toppan.co.jp/recruit/shinsotsu/
総合品質保証
https://www.toppan.co.jp/sustainability/social/consumers.html
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ちょっとややっこしいのですが、よく”品質管理”と”品質保証”を混合するメンバーがおります。ちなみに私は品質管理の授業を担当しております。
まず品質管理は統計的品質管理(Statistical Quality Control)や統計的工程管理(Statistical Process Control)といった買い手の要求に合った品質の品物またはサービスを経済的に作り出すための手段を言います。
この品質というのも”ものづくり”のみ適応されると誤解されますが、すべてのサービスに該当しますので、
- 市場調査
- 製造
- 研究・開発
- 検査
- 製品の企画・設計
- 販売及びアフターサービス
- 生産準備
- 財務・人事
- 購買・外注
- 教育
といった企業の全部門が”提供するサービス”の品質の改善と維持を効率的に行うため、社会人の基礎といった所でもあります。
一方、品質保証ですが、買い手の要求する品質が十分に満たされていることを保証するために生産者が行う体系的活動です。会社内の様々な活動を一括して把握していないといけません。クレーム発生時に色々な対応が求められる仕事になります。社内の文書管理をしながら社内のボトルネックになるようなクリティカルパスやクリティカルチェーンを把握して効率的に問題に対応しないといけない残業が多くなる仕事です。
寉田柚希さんですが、電子システム工学科の顔としてこれまで様々な所で活躍してもらいました。
この記事ですべてまとめております。色々と充実した(電子システム工学科の)大学生活がまとめてあります。今後も数年間リクルータを担当されるかもしれませんので今後ともよろしくおねがいします。