まとまった休み中に行う自分の棚卸

なんとかワクチンの副反応も収まり、通常の生活に戻っておりますが、この数日はかなり暑かったですね。そして、明日からはまた雨と、、、、

さて、電子システム工学科のメンバーも社会人を2,3年と経過して、組織の仕組みになんとなく慣れてきた状態だと思います。そんな中で、少しまとまった休みがあると、今後のキャリアについて考えはじめ、新しい分野の知識獲得ことに挑戦してみようと!と思うのではないでしょうか?

しかしながら、闇雲に新しいことを行う前にせっかくならこれまで自分の行ってきたことをリストに記載して整理する棚卸のようなものしてから考えると効果的だと思います。

—————
※棚卸(たなおろし)=期末に残っている商品や製品などの在庫がいくつあるかかぞえ、金額がどれだけあるかを計算すること
—————

あれ、この辺のスキルを必要とする仕事はまったく行っていない、、、と気づいたり、あ、この業務やりながら○○の知識があったらよかった、、、と気付けると思います。小職の場合ですと、”職務経歴表”のような形式で整理しておりました。とくに転職するという気持ちはありませんでしたが、友人が作成しているのを聞いて、試しに作ってみようと思った程度です。そこから、優先度をつけて、最優先のものに関係する書籍を一冊購入しておりました。

これと共通する話として、先日行った”光学デバイス・材料特論”でもゲストスピーカーから自分のスキルの可視化(棚卸)は必要だという話がありました。

光学デバイス・材料特論で行った特別講師の授業

それに以下の最近のM&Aの推移をみてわかるように、日系企業もずっと安定と考えることも危険ですので、もしもの時のためのスキルの棚卸はしておいて損はないと思います。

くれぐれも、スキルの棚卸を含めた転職活動は積極的でも転職は慎重にです。ただ、せっかく転職をするようなことになるのでしたら、うまく給料も地位も下がらないようにスキルの棚卸で自己分析はしておいた方がいいです。どんな回路を設計してきたか?どんな分析装置を使ってきたか?規格などの製品設計の知識はあるか?統計分析などが得意か?社内展開の経験があるか?など何気なく行ってきたこともリストに追加する際に何か考えることがあると思います。

ゲストスピーカーの場合ですと、海外の大学を早期卒業して就職氷河期に就職活動をしております。当時は早期卒業も一般的ではないため、受け入れる仕組み(新卒採用にはいれない)もないため、未キャリアの状態から転職活動をしてステップアップしております。

きっかけは何でもいいのですが、徐々にできることを増やしていくことは若い頃にこそ習慣化してもらいたいと切実に願います。体に過度な負担をかけない範囲でお願いします。

ゲストスピーカーの転職活動記録は以下のサイトに原本があります。外資系企業の場合は、皆さんのイメージとかなり異なると思いますが一つの意見として参考にしてください。

—————————————–

転職ストーリー①最初の就職現場を見つけるまで

転職ストーリー②また就職活動を試みるも・・・

転職ストーリー③その後の就職は山あり谷あり

転職ストーリー④やっと勝ち取ったポジション、のはず?

転職ストーリー⑤安定した雇用に就けると思ったのも、つかの間・・

転職ストーリー⑥いきなり外資系へ転職できたワケ

転職ストーリー⑦外資系と日系企業の根本的な違いについて

転職ストーリー⑧外資系と言っても・・・?転職するのに必要な「準備」とは

転職ストーリー⑨さて、次の会社を選んだワケは・・・

転職ストーリー⑩ここからの、転職繰り返しの人生、そして今は・・・

—————————————–

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)