2021度の光学デバイス・材料特論で行うゲストスピーカーによる講演
現在、来年度の講義の準備を行っておりますが、オンライン授業にも慣れ、せっかくの大学院の授業になるので、来年度はゲストスピーカーの講演を一回いれようと考えております。オンライン授業の魅力は、ゲストスピーカーの日程調整が格段にやりやすいことでしょう。多様な授業設計が可能になります。さっそく有効活用させてもらっております!
さて、デバイスに関連した発光材料の光学特性の理解や、発光材料の作製・開発の根底となる考え方を解説していく光学デバイス・材料特論ですが、ディスプレイで行われた特許戦略なども含めて、海外の流れもセットで触れるようにしておきます。いくら高い技術力があっても特許戦略が、、、というのはディスプレイ以外でも起こりえますので、参考にしてもらいたいと思います。
具体的には、
- 無機発光材料
- 局在発光中心
- 白色LED(照明)
- 液晶ディスプレイ
- プラズマディスプレイ
- 無機EL
- ナノ発光材料(化粧品)
- 有機EL、有機半導体材料
- 界面のエネルギー構造、薄膜中でのキャリア輸送、材料と光の相互作用
- 光電子デバイスにおけるビジネスイノベーション(ディスプレイの特許戦略)
- 技術者におけるパーソナルファイナンスとキャリアプランの重要性
について触れていきますが、最後の部分だけゲストスピーカーを導入する予定です。すでに資料はできております。
ブルームバーグ(情報サービス)、ラルフローレン(製造:ファッション)、ノバルティス(製薬・バイオテクノロジー)、某不動産会社、、、などの数々の外資系企業に勤めていたジャーマネに講演してもらいます。外資系企業にある”給料が高そう?”、”聞いた感じがカッコいい?”などのイメージについて、その実態を含めて解説してもらう予定です。
現在、就職活動を行っている在校生だと、、、
こんなイメージで動いていると思いますが、これをもう少し具体的に、、、
こんなイメージで描いていきます。主に大学院1年生の今後のキャリア構築の参考になれば幸いです。講義で行うキャリア演習とは違った雰囲気だと思います!
このように何事も”客観的に”事実をまとめていくことも、”時には”、重要であるとは理解してもらいたいと思います。プロジェクトの予算配分をする管理会計を行う米国公認会計士ですので、客観的に”年収”がどう決まっていくのかの話もします。非常に参考になるのではないかと考えております。これを理解すると、今後どのようなプランを練っていくのが最適なのかと、、、日系でも評価基準が外資系のように、、、ということはいつか起きるかもしれません。
最初は日本語、後半は同様のものを英語で説明します。英語嫌いでも何とかできるように工夫しました。
ちなみに我々も、日々業績は可視化するようにしております。。。論文の件数もそうですが、それらがどのくらい引用されているのか?、ズルをしていないか?、を学内、学外で公開しないといけません、、、
今回の講演は、昨年度も行おうと思っていたのですが、授業日数が削減され、悔しい思いをしたので昨年度のメンバーも含めて履修者以外で興味があるメンバーは是非参加してもらいたいと思います。ご連絡お待ちしております。