月刊機能材料の出版

先日、原稿を作成した雑誌”月刊機能材料”が出版されました。

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月刊機能材料 2022年6月号
【特集】高機能化が進むポリイミドの研究開発動向
https://www.cmcbooks.co.jp/products/detail.php?product_id=8597
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化学・電子工学などの専門書を中心に出版するシーエムシー出版です。

作成した原稿は、液晶デバイスを作製する際に重要な液晶”光”配向膜に関するものです。”液晶”と聞くとついついNintendo Switchを中心としたディスプレイをイメージすると思いますが、最近では、新しい調光デバイスとしてインテリアを中心としてビームシャッターなどへの用途展開が進んでおります。

画面サイズが大きくなると、異物欠陥防止のために”非接触”の光を用いた製造プロセスは重要になります。そういったプロセスに関する材料について解説しました。液晶と電極の界面にあるたった数100nmの厚さの膜がめちゃくちゃ低電圧駆動や高コントラストの実現のために重要なんですよね、、、

ELと比較すると液晶特有の”偏光”の概念がややっこしくて理解するのが難しいのですが、勉強しはじめると奥が深くて楽しいです。ただ、この手の研究内容を系統的にまとめたものがなかったため、最近ですがレビュー論文を作成し、無事公開されました。

ちなみにレビュー論文とは、特定のテーマに関する研究論文などの著作物の概要や評価をまとめて記述したものです。通常の実験をして、考察していく論文とは異なり、多くの論文・書籍を引用して作成するものです。そのため、参考文献が少し多めになっているのが特徴です。

電子システム工学科のメンバーもいつかは技術レポート以外にもこういった体系的にまとめたものを作成する時期がくると思います。こればかりは急に作成できるものではありませんので、”日々の情報ストックを地道にコツコツ”やってもらえればと思います。

 

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