社会人インタビューvol.6。ネットワークエンジニア編

履修登録時期です。本日は履修に関係する卒業生の話になります。

デバイスやプラズマの研究を行っている当研究室ですが、卒業生には株式会社ドコモCSのような企業でネットワークエンジニアとして活躍しているメンバーもおります。

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株式会社ドコモCS採用サイト
http://www.docomo-cs.co.jp/recruit/
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通信ネットワーク設備の構築・保守、サービスエリアの品質維持・改善等の業務を担当する技術者であり、高品質な通信サービスを維持するには必要不可欠な人財となります。5Gの時代到来とともに、その傾向はますます顕著になるでしょう。

さて、そんなネットワークエンジニアの卵である岡田樹さんから、直接貴重なアドバイスをもらえるはずだったのですが、新型コロナウイルスの影響で、日程調整が困難であるという状況です。そのため、こちらで案内することにしました。学生時代は電大ガールズとして非常に精力的な活躍をされており、なぜか企業選択、留学含め色々節目節目で私がアドバイスをしていたのを懐かしく思います。

現在、群馬で色々洗礼を浴びているそうですが、いや~、卒業して立派な社会人として、後輩にメッセージを送りたいと思っていることに非常に嬉しく思い、胸が熱くなります。実際、群馬のような北関東も住んでみると快適なんですよね!

さて、ドコモのような企業でネットワークエンジニアになると、”一陸特、一陸技、第二種電気工事士を取ることになるので、在学中に単位取ってれば資格取れるものとかあるので気にした方がいいです”とのことでした。

業界人っぽい省略語ですが、一陸特(第一級陸上特殊無線技士)、一陸技(第一級陸上無線技術士)、第二種電気工事士です。

第二種電気工事士ですが、すでに研究室配属前にすでにもっているという学生もおります。ワークショップを経験すると何となくわかるのではないかと思います。

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第二種電気工事士の資格を取るには?
https://diy-ie.com/ch-zairyou-haisen3.html
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第一級陸上特殊無線技士は、電気通信事業者、電力会社、放送事業社、公共機関などで利用されるマイクロ波の多重無線設備の操作に必要な資格です。電子システム工学科は以下の科目区分ごとに必要単位数以上の単位を取得すれば、自身の住所で所轄する電気通信監理局に、履修内容を証明することで資格が得られます。

*ちなみに第三級海上特殊無線技士も最寄りの通信局に申請すれば可能です。

第一級陸上無線技術士は、電波法に定められている全ての無線設備の技術操作および設備管理を行うための資格です。電子システム工学科では、以下の科目区分ごとに必要単位数以上の単位を取得すれば、国家試験の試験科目「無線工学の基礎」が免除されます。

*ただし卒業から3年以内です!!

詳しくは是非学生要覧もご確認ください。

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学生要覧
https://www.dendai.ac.jp/about/campuslife/youran/tokyo_senju.html
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電子システム工学科は電気以外にも通信系の資格取得にも配慮しております。特に3年後期の授業がこれに該当してきますので、これらも是非履修してもらいたいと思います。この手の高度な無線系の勉強は、一度専門家の授業を聞くと効果的です。一度でも通しで授業を履修すると、業界の独特の視点が身に付きます。視点を身に付けると、勘所(手を抜く所とめちゃくちゃ重要な所)がわかるので、その分野全体を含めて学習効率が格段に上がります。私が、2年の電磁気学で電磁波工学などを勧めているのはこういう理由からです。皆さんを難解な科目で苦しめようと思っているわけではありません。

あ、あとは、インターンシップも是非活用してください”とのことでした。これに関しては、電子・光材料の授業でも案内はしていきますので3年生の方はよろしくおねがいします。

 

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