百貨店で電子システム工学科が行ったサイエンスフェスタ、教育も小売も”オムニチャネル”がキーです!

小売業界で長い歴史のある”百貨店”でなぜか大学の一学科がイベントを行いました。なぜできるのかは秘密です。

GWサイエンスフェスタにおける電子システム工学科3Dボリュームディスプレイの活躍

教育と小売、、、業態がまったく関係がない所に一つのビジネスが発展しそうな予感がします。

店員さんのような待ち時間は、社会性を学ぶいいきっかけになっていると毎回思います。

となりの会場では”火曜サプライズ”のイベントも開催されておりました。にんにくんですか、、、途中で開催された”にんにくんとの写真撮影”では会場全体が賑わっていました。でも、にんにくんの中の人は大変そうですね、、、、

整理券も、我々が考える以上の品質で驚きました。やすっぽいものをイメージしていたことを大変恥ずかしく思いました。お願いしてよかったです。

といった雰囲気で終了したイベントですが、少しこれをきっかけとして百貨店(デパートメント・ストア)の歴史、流通論について勉強していきましょう!!

日本の百貨店は三越百貨店より始まっております。ルーツは呉服店です!!意外ですよね!

では世界では、、というと、フランス(パリ)のBon Marcheからです。大型店舗による集客と定価販売を実現し、当時としては先進的な部門別管理組織(分業;商品でグループ分け)を導入しました。現地にいって販売するよりも、こっちにきてもらって買ってもらう!というのは販売員のスキルもそこまで高度にならなくても対応できるので、当時、衝撃的なイノベーションを起こしました。これより小売業で”ローコストオペレーション”という考え方が発展していくことになります。

様々な革新的手法に挑戦して発展してきた百貨店ですが、現在はどうかというと、、、

消費の成熟化、購買思考の変化、専門チェーンとの価格競争の激化、ショッピングモール、ECとの競争、など様々な課題に直面しております。だからこそ、これらに百貨店自体で取り組む個別戦略も重要ですが、せっかくの最高の立地を活かした提携戦略も重要な役割を担っています。

提携戦略として、今回のような非日常性のイベントもあります。もちろん、今回のイベント意外にも様々なイベントに取り組まれていると感じました。こういった背景を考えると、今後は百貨店において他業態との連携は活発になると予想されます。連携、オムニチャネル化(イベント、SNS、ECなどありとあらゆるチャネル(販売経路)を統合し活用する試み)が重要な役割を担っているようです。

ちなみに、これは製造、通信、情報系でも重要です。他人事ではなく当事者意識をもちましょう!大学もきっとオムニチャネルって概念が重要なんだと思っています。だからこそ、批判されても頑張っていこうと思っております。

それにしても、私はこういう食料品のイベントは好きです!だからこそ、GWサイエンスフェスタ最後は彩茶房のタピオカミルクティーを満喫しました。岩塩チーズが有名なお店です。オシャンティーな女性にはちょっと気になるお店ではないでしょうか?

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百貨店、流通論の奥深さを知れ、貴重な経験ができました!またどこかとやっていきますのでよろしくお願いします。

 

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